【北京オリンピック】ノルディック複合への出場を終えて ~Road to Milano Cortina~
【北京オリンピック】ノルディック複合競技への出場を終えて ~Road to Milano Cortina~
こんにちわ、ソラです。
初めてのオリンピックが終了しました。
さて、先日にこのようなツイートをしました。
今日が、4年後への新たなスタートだ。
この悔しさを絶対に忘れない。
決して諦めない。決して止まらない。
夢は叶う。
改めて先輩達が教えてくれた。
大変な道のりになると思う。
だけど、
それでも挑戦する。
めちゃくちゃ心が燃えている🔥
— 谷地宙/ノルディック複合 (@sora_yachi) February 17, 2022
なぜこのような思いに至ったのか、ブログに書いてみようと思います。
しかし、今回のオリンピックでは多くのことを学んだので、今回はオリンピックで得た経験、学んだこと、4年後への抱負を述べて生きたいと思います。
個人戦、初出場の経験、感想
初めてのオリンピックは、個人ノーマルヒルのみの出場となりました。結果は30位。前半ジャンプは良いパフォーマンスができ6位でしたが、攻めて行った後半のクロスカントリースキーでは、2周目以降徐々に後続に抜かれました。トレーニングからジャンプは好調を維持できていたので、その流れを本番でも発揮できたのは自信になりました。一方、クロスカントリースキースカントリースキーに関しては、改めてトップとの差を痛感させられた結果となりました。
オリンピックでは、試合前に3日間のジャンプ練習があります。その結果やクロスカントリースキーの調子を見て、コーチが出場する4選手を決めます。ラージヒルのジャンプ練習では、ノーマルヒルほどのパフォーマンスに繋がらなく、結果的に出場機会を掴むことはできませんでした。団体戦では走力が評価されず、団体戦もメンバー外になりました。
- 「内定するまでも戦い、内定した後も戦い、その上で試合で戦う
オリンピック全体を通して、純粋に競技を楽しむことができ、挑戦することにワクワクし、他国の選手との交流にほっこりし、沢山の方に支えられていることを実感し、人生で一番悔しい時間も過ごし、チームメイトのメダル獲得に感動し、最高な経験ができました。
オリンピックを通して伝えたかったこと
私がオリンピックを通して伝えたかったことは、2つあります。
- 夢は叶う
- 挑戦することは楽しいし、かっこいい
元々、私が夢を持つことができたのは、「夢は叶う」ということを教えてもらったからでした。
夢を持ったきっかけはこちら
谷地 宙(やち そら)のプロフィール【アスリートです。】
今大会最大の目標であったメダル獲得はなりませんでしたが、小さい頃の夢の一つだったオリンピック出場は叶いました。また、ノルディック複合団体の先輩方のメダル獲得を目の当たりにし、改めて夢は叶うと確信しました。もちろん、夢を叶えるためには熱意や努力は欠かせません。長年先輩たちが目指してきたメダル獲得を叶える姿を見て、「諦めないで、相当な努力を積めば夢は叶うんだ」と感じました。
2つ目は挑戦することは楽しいし、かっこいいということです。挑戦することは、時に苦しいこともあります。批判されることもあります。挑戦が成功することも、失敗することもあります。それら全てを踏まえて、挑戦することは楽しいし、かっこいいということを伝えたかったです。
今回、私が伝えることができたかどうかはわかりません。しかし、様々な競技で、選手たちが夢は叶うということや、挑戦は楽しいし、かっこいいということを表現していたのではないでしょうか。
ラージヒル、団体をみて感じたこと +4年後への抱負
ラージヒル、団体戦は出場機会がありませんでしたが、サポート役としてチームを全力で応援していました。暁人さんの銅メダル、団体戦の銅メダル、本当に感動しました。嬉しさ、感動、悔しさで合計4回泣きました笑。4日連続で泣くこと普通ないですよね。張家口は乾燥がすごく、涙も出しすぎて目が完全にドライアイでした。
ラージヒル後、こんなツイートをしていました。
暁斗さんおめでとうございます。@WTBAKT
超泣きました。暁斗さんの哲学を感じました。
痺れました。
心が震えました。
カッコよかったです。
次は団体戦。日本チームとして勝ちに行く❗️
次は俺の番だ‼️#ノルディック複合 #TEAMJAPAN
— 谷地宙/ノルディック複合 (@sora_yachi) February 15, 2022
今大会では、改めてスポーツの持つ力を感じ、オリンピックという舞台の大きさを感じました。渡部暁人選手の銅メダル獲得、そしてノルディック複合団体の銅メダル獲得は、本当に感動しましたし、うれしかったです。先輩方の競技に取り組む姿勢、哲学、強さ、想いに刺激を受けました。4年後は、2026ミラノコルティナダンペッツォオリンピックです。次のオリンピックは、金メダル獲得を最大限の目標に掲げ、今後4年間過ごしていきたいと思います。悔しさ、表彰式の下からの景色を忘れず、素直に、真っ直ぐに夢に向かって歩み続けようと思います。
選手村での生活、コロナのPCR検査などなど
選手村での生活は、コロナ禍ということもあり、制限は厳しかったように思います。バブルはかなり厳重だったと思いますし、ボランティアの方々も防護服を着てたり、普段のオリンピックとは大きく違っていたと思います。私自身は初のオリンピックで選手村に入村したのも初めてだったので、制限はかかる中でも楽しむことができました。
ジムにはランニングマシンやウエイトトレーニングの機会が数十機置いてあったり、コカコーラのジュース類が入った自販機に専用のチップをかざすと貰えたり、色々ありました。
食堂にKFCとピザハットがあったり、VRの体験コーナーがあったり、他国の選手とピンバッチを交換したり、友達になったり、とにかく凄かったです。語彙力なくてすいません笑
感謝ですね。
また、私たちは毎日PCR検査も実施していました。鼻を拭うタイプのPCR検査じゃなかったので、まだ楽で良かったように思います。鼻を毎日だったら、鼻が痛くなりそうですね。笑
人気急上昇中のビンドゥンドゥンは、入村当初は公式グッズストアでたくさんありましたが、途中から全部売り切れ、毎日開店時間前に並ばないと買えないような状況になりました。
最初に買っておけば良かったなと思います。
ビンドゥンドゥン話はあとひとつあります。団体戦のフラワーセレモニーの際に、渡部暁人選手が、私にビンドゥンドゥンをくださいました。😆
卒業後、夢を掴むための所属先を探しています。
最後になりますが、私は今大学3年生です。2022年春から大学4年生になります。卒業後も競技を続け、夢を掴むために挑戦をしようと思います。
そのために、今後所属先企業及びスポンサーの獲得を目指しています。
資料等は現在作成中ですが、一緒に挑戦していただける企業様は是非、お問い合わせから連絡をください。